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2025.12.28
コラム

睡眠コラム|一富士二鷹三茄子、見たことありますか?全国調査で判明した初夢のレア度

一富士二鷹三茄子」という言葉を聞いたことがない方はほとんどいないと思いますが、実際にこれらが登場する初夢を見たことがある方はどれくらいいるのでしょうか。日本トレンドリサーチが行った全国アンケート調査によると、一富士二鷹三茄子のいずれかを初夢で見たことがあると答えた人はわずか9.9%という結果でした。10人に1人以下という数字は、想像より多かったでしょうか、少なかったでしょうか。縁起の良い夢として広く知られているにもかかわらず、実際に見たことがある人はごく一部に限られているのです。

さらに興味深いのが、一富士二鷹三茄子の中でもレア度に差があるという点です。見たことがあると答えた人に詳しく聞くと、富士を見た人が84.0%、鷹が30.5%、茄子が23.0%という結果でした。富士は比較的イメージしやすい存在であるのに対し、茄子はその中でも特にレアな初夢ということになります。一富士二鷹三茄子という順番は縁起の良さを表しているとされていますが、夢に見やすいかどうかという観点では富士が圧倒的に多く、茄子は幻の存在といえるかもしれません。

せっかくの新年、縁起の良い初夢を意図的に見ることはできないのでしょうか。多くの場合、夢の内容は意図せず決まるものですが、ある程度の誘導は可能であることが研究から示されています。マサチューセッツ工科大学の夢研究では、眠る直前に関連する短い言葉を小さな音で聞かせることで、その内容が夢に反映されやすくなることが報告されています。世界最高峰の研究機関が示したこの方法を初夢に応用するとすれば、大晦日の夜に眠りにつく直前に「富士」「鷹」「茄子」という言葉を小さな声で繰り返したり、静かな音声で聞いたりすることで、初夢に反映される可能性が高まるかもしれません。

もちろん確実に見られるわけではありませんが、縁起の良い夢を見るための科学的なアプローチとして試してみる価値はあります。難しいことは何もなく、眠る直前にほんの少し意識するだけでよいのですから、今年の大晦日にぜひ試してみてはいかがでしょうか。

初夢は新年最初の夢として、一年の吉凶を占うものとして古くから大切にされてきました。縁起の良い夢を見ることで新年を気持ちよくスタートできるとすれば、その夜だけでも少し早めに眠りにつき、質の良い睡眠を確保することが大切です。深い眠りの中でこそ、鮮明な夢を見やすくなります。良い眠りが良い初夢を、良い初夢が良い一年の始まりをもたらしてくれるかもしれません。どうか良い睡眠で、素晴らしい新年をお迎えください。

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