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和氣 春花

総フォロワー18万人、子どもの寝かしつけの専門家がスリーププランナーを取得したわけ

今回、InstagramやYouTubeで乳幼児の寝かしつけの専門家として活躍中の「ねんねママ」こと、和氣春花さんにスリーププランナーを取得いただきましたので、インタビューをさせていただきました。

スリーププランナーに興味を持ったきっかけ

これまで子どもの睡眠の専門家として活動していますが、新たに大人の睡眠についても視野を広げて学びたいと思ったことがきっかけです。

仕事への活かし方について教えてください。

子ども睡眠の専門家として活動する中で、親の睡眠も重要だと感じています。子どもの睡眠を考える親も一緒に睡眠を改善していくことが重要だと思い、今後は活動の中で親の睡眠についても伝えていきたいと考えています。

子どもの夜泣きや授乳などによって、親は寝たくても寝られない状態が、長い方では3〜4年続きます。例えば授乳が終わってからタイミングを逃してしまい、なかなか眠れないというお悩み相談はよくいただきます。さらに子どもが夜間眠れるようになっても、それまでの行動が癖になってしまい、頻繁に起きたり、深く眠れなかったりします。

世の中にある睡眠改善方法は、育児中のお父さんお母さんたちには実践しにくいものも多いと感じています。
今後の取り組みとして、スリーププランナーで学んだ睡眠の理論を実践できる方法に落とし込むことで、制限がある中でもよりよい睡眠を取る方法を伝えていきたいと考えています。それが私だからこそすべきことだと思っています。

日常生活で活かされていることはありますか?

日常生活で参考になった点の1つが呼吸法のパートです。
すぐに取り入れることができ、家族でも「きほんの呼吸法」を実践しています。

呼吸法について学んでから、子どもが泣いていると自分の呼吸が浅く、止まるように感じることに気づきました。
泣き声を聞いているとどんどん思考が巡らなくなり、追い詰められる気持ちになってくるのは呼吸が浅くなって酸素が巡らなくなっているからでもあることに気づきました。それに気づいてから、深い呼吸を入れることで、気持ちを落ち着かせる対応をとるようになりました。

もう一つが嗜好品についてです。乳幼児の睡眠では学ばない内容なので、学んでいて楽しかったパートです。特にコーヒーについては、「昼寝する前に飲むことで起きるタイミングでカフェインが効き始めて眠気が抑制される」ということや、「アイスとホットならホットの方が覚醒に効果的」など…日常生活にすぐに取り入れられるので参考になりました。

他にも睡眠と生活習慣病との関連性や、睡眠障害の部分についても乳幼児の睡眠では学ばなかった分野ですし、既に学んでいた栄養素や脳の構造、ホルモンについても、お医者さん視点で学ぶことができ、さらに知見を広めることができました。

今後取り組みたいことは?

寝れば痩せるという「ロングスリープダイエット」というメソッドを普及させたいと考えています。
以前は寝不足のときに食欲がでても、睡眠不足が原因だとは認識していませんでした。
睡眠不足時は食欲増進ホルモンのグレリンが増え、食欲抑制ホルモンのレプチンが減りますが、このことを学んでから自身の食欲は睡眠不足が原因であることを、体感的に理解できるようになりました。
甘いものを欲しているのは睡眠不足のせいであると分かれば、じゃあちゃんと寝よう!仮眠をしよう!という発想の転換ができ、暴飲暴食を防ぐことができると考えています。

鬼滅の刃の禰󠄀豆子は、沢山寝ることで人間への食欲が少なくなっていますが、実は理にかなっているのかも…!

スリーププランナーはどんな人におすすめですか?

健康が好きな人は、スリーププランナーのカリキュラムはオタク心を満たしてくれるポイントが沢山あるのでおすすめです。
また、仕事で健康のアドバイスをする人にもおすすめしたい資格です。

最後に、スリーププランナーの満足度はどれくらいですか?

和氣さん、ありがとうございました!