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2026.01.18
コラム

睡眠コラム|「寝たふり」と「本当に寝てる」はここが違う-体が隠せないサインとは?

子どもが「もう寝てるの?それとも寝たふり?」と思わせるあの場面、あるいはうっかりうとうとしている人が本当に眠っているのかどうか気になった経験はありませんか。実は本当に眠っているときと寝たふりをしているときでは、体にはっきりとしたサインの違いが現れています。その見分け方を知っておくと、意外と役に立つ場面があるかもしれません。

ポイント①呼吸のリズム
本当に眠っているとき、呼吸はゆっくりとした一定のリズムを刻んでいます。深い睡眠に入るにつれて呼吸はさらに穏やかになり、規則正しいペースが保たれます。一方、寝たふりをしている場合は、声をかけたり近づいたりすると急に呼吸が浅く速くなることがあります。相手の気配を察知して無意識のうちに体が緊張するためで、リズムが乱れやすくなるのです。呼吸のペースを少し観察するだけで、かなりの手がかりが得られます。

ポイント②筋肉のゆるみ
本当に眠っているとき、顔や肩、手の力が自然に抜けて、全体的に少し重たく見える状態になります。これは深い睡眠中に筋肉が弛緩するためで、体が完全にリラックスモードに入っているサインです。寝たふりの場合は、肩がわずかにすくんでいたり、手や顔のどこかに力みが残っていたりすることが多いです。意識的に力を抜こうとしても、本物の睡眠時の弛緩には及ばないため、注意深く見ると違いがわかります。

ポイント③起こしたときの目の状態
本当に眠っている人を起こすと、目を開けた直後はピントが合わずぼんやりとした表情になります。これは「睡眠慣性」と呼ばれる状態で、眠りから覚醒に切り替わる際に一時的に視線のピントや反応が落ちるためです。いわゆる「ねぼけ」の状態です。一方、寝たふりをしている人は目を開けた瞬間からはっきりとピントが合っており、意識がはっきりしたままのため反応も素早くなります。この違いは特にわかりやすく、目を開けた瞬間の様子を見るだけで判断しやすいポイントです。

これらの三つのサインの背景には、睡眠中の体の生理的な変化があります。深い睡眠中は呼吸と心拍がゆっくりとなり、筋肉も緩んだ状態になります。そして目が覚めた直後には睡眠慣性によって一時的に認知機能が低下した状態が続きます。寝たふりではこうした生理的な変化は起きないため、どうしても本物の眠りとは異なるサインが体に現れてしまうのです。

子どもの寝かしつけの確認から、電車で隣に座った人が本当に眠っているのかの判断まで、日常のさまざまな場面で使えるちょっとした知識として、ぜひ覚えておいてください。

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