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2026.05.17
コラム

睡眠コラム|「食べてすぐ寝ると太る」より怖いのは、、、寝不足?!

「食べてすぐ寝ると太る」という言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。夜遅くに食事をすることへの罪悪感から、食べた後はなるべく起きていようとする方もいるかもしれません。しかし実は、食後に眠れないことよりも、睡眠不足の方が太りやすい体を作ってしまうことが研究から明らかになっています。

もちろん夜遅い食事には注意が必要です。22時に夕食をとると、18時にとった場合と比べて脂肪燃焼が約10%低下するという研究結果があります。体内時計の働きにより、夜遅い時間帯は脂肪を燃やす効率が下がるため、同じ食事でも太りやすくなってしまうのです。できるだけ早い時間に夕食を済ませることが望ましいのは事実です。

しかし見落としてはいけないのが、睡眠不足が食欲と体重に与える影響です。5時間睡眠を5日間続けた研究では、食事量が増え体重が平均0.82キログラム増加したという結果が報告されています。たった5日間でこれほどの変化が起きるのは、睡眠不足が食欲に関わるホルモンのバランスを乱すためです。睡眠が足りないと満腹を感じにくくなり、さらに甘いものや脂っこいものを求めやすくなります。食べても食べても満足感が得られないという状態が続き、結果として摂取カロリーが増えてしまうのです。

逆に睡眠を増やすと、食欲は自然と抑えられることもわかっています。睡眠時間を平均約1.2時間増やすと、1日の摂取エネルギーが平均270キロカロリー減少したという研究結果があります。270キロカロリーといえば、ご飯茶碗1杯弱に相当します。特別な食事制限をしなくても、眠る時間を少し増やすだけで自然と食べる量が減るというのは、ダイエットの観点からも非常に興味深い結果です。

食後すぐに眠ることへの罪悪感よりも、しっかりと眠れているかどうかの方が、体重管理においてはより重要な問題かもしれません。夜遅い食事を避ける努力も大切ですが、それと同じくらい十分な睡眠を確保することが、食欲をコントロールして健康的な体重を保つための近道なのです。ダイエットを意識しているなら、まず睡眠時間を見直してみてはいかがでしょうか。

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